活動報告
丸太報告と、タンガロー・タウポウリ先生招聘
12月13日(火)大安吉日、南伊豆の海辺から、 カマクラ号のスタートとなる孫カマクラ(仮称)の建造のための 大きな丸太を、西伊豆・松崎まで運びました。
松崎町の、岡村造船所の岡村社長のご協力を得て、 来年年明け早々から、初めての丸太カヌーの建造が始まります。 丸太の移動に関する報告は、また追ってアップします。
それに先立ち、本日、朝10時より鎌倉市七里ガ浜町民会館にて、 ハワイ島よりタンガロー・タウポウリ博士をお迎えして、 ウェルカム・ミーティングあります。(正午ごろ終了予定)
タンガロー先生とともに、先日、12月13日に南伊豆にて行われた、カヌー用丸太のお浄め儀式と 松崎への移動の様子の、記録DVDをご覧いただきます。 カマクラ号への募金、JHCA日本ハワイアンカヌー協会への参加、協力もつのります。 どなたでもご参加できます。
タンガロー博士は、ケクヒ・カナカオレのご主人で、ロパカのお父様でもある、クム・フラ(フラの師匠)。
今回、インスピレーションに導かれて、 カマクラ号のチャントとフラを作ってくださるための来日です。 皆さんのお越しをお待ちしております。
場所は、江ノ電・七里ガ浜駅を降りた目の前です。
JHCAのカヌー第1号、「孫カマクラ号(仮称)」 建造へ
9月初旬、JHCA理事長の代理として、メンバーの一人で理事長夫妻の娘でもある中富沙彩さんがハワイ島に渡りました。
目的は、カマクラ号建造への最初のステップである、小型の航海カヌー(仮称「孫カマクラ」)に関して、
ホクレア号のクルーであり、マカリィ号のビルダーでもある、ポマイ&チャド夫妻に相談する事です。
昨年のHAPPY CANOE WEEKENDのイベントでも意義深いレクチャーを与えてくれた二人から、
今回は、彼らの友人のカヌ ービルダーである、キコさんとフアラライさんを紹介していただき、
ワイピオでお会いすることができました。 キコさんのプロフィール
オアフ島出身、5歳でヒロに移り住む。
父がサーフボードビルダーだった影 響で幼い頃からサーフィンやセイリングをして育ち、
14歳の時にカナダまでセイリングする。
その後も何度かカナダ、カリフォルニア、ハワイ間の航海を経験。
18歳の時にキャプテンライセンスを取得し、タコマ州のボートスクールでボートビルディングを学ぶ。
現在はヒロ、コナ、カウの学校でボートビルディングを教えている傍ら、観光客向けにセイリング体験などもしている。
フアラライさんのプロフィール
ポマイさんのいとこでハワイ島ワイピオの海辺をハワイ復興しようとしている活動家。
お二人から数々の貴重なアドバイスと示唆に富んだメッセージを持ち帰った中富沙彩さんの報告が
10月9、10日(日・月)のJHCA月例理事会にて行われ、
熱い議論と希望に満ちた話し合いの結果、自作のカヌーに挑戦することが承認されました。
そのさきがけとして、来月早々の11月の1,2日に、JHCA理事メンバー数名が
タイガーさんと茂在先生のゆかりの深い、カヌーの聖地、静岡県南伊豆町の弓が浜に出向き、
ハーラウ・ワ’ア(カヌー建造用の小屋)の場所の下見と視察をおこなうことになりました。
KamaKuRa号建造という夢の実現に向けて、いよいよ大きなステップに踏み出します!
皆様のかわらぬ応援に一同、心から感謝を捧げると同時に、さらなるご支援を、今後も宜しくお願い致します!
平成23年度JHCA総会が開かれました。
平成23年度JHCA総会のご報告
★平成23年5月29日(日)、午後1時より、神奈川県鎌倉市七里ヶ浜町民会館において
第2回JHCA総会を開催いたしました。
台風2号の接近で雨風強まる中、遠路いとわずご出席下さった皆様には、心よりお礼申し上げます。
★まず最初に、理事長・中富浩からのご挨拶のなかでいよいよ今年度中にカマクラ号のミニミニサイズ、「孫カマクラ」(通称)の
作製に着手しようという話が出されました。
出席者一同、大きな拍手で歓迎、承認いたしました。
★次いで、この日初めての参加となる、江の島・西浜サーフライフセービングクラブ監事でもある宮崎尊様より
海と子供たちの育成にかかわるNPOの先輩として、さまざまな示唆と実績に裏打ちされた希望あふれるお話をいただきました。
今後、同クラブとも積極的に交流、協力をしあいながら、より楽しく、より真剣に、海からたくさんのことを学びながら
常にさらに高い目標に向かってJHCAの活動をコツコツと続けていくということで出席者の気もちが一つになりました。
★総会の議事進行は、平成22年度の事業報告、決算報告、および財産目録、役員名簿等の承認と滞りなく進み、
平成23年度活動予定案についての質疑応答、今後の活動の指針について、会員の皆様より活発な意見の交換がなされ、
実り多い一日となりましたことをご報告申し上げます。
★今年度の事業予定に関しましては、また別のトピックスでご案内申し上げます。
セイルトレーニング@沼津、駿河湾 始まりました。
JHCAメンバー有志による、3ヶ月のセイルトレーニングがスタートいたしました。
沼津・静浦港を母港とする、帆船(スクーナー)Ami号。
まるで海賊船か、カティ・サークの挿絵?のような、このうつくしい帆船が、トレーニング船です。
江戸末期、安政の大地震と津波によって伊豆下田で大破したロシアの軍艦、ディアナ号は、修復のため駿河湾に入ったものの、
折からの強風と荒波にもまれて、大破・沈没。
乗組員500名をロシアに還すためにも、舟を作る必要があったため、幕府は沼津・戸田の港の船大工7人に命じて、
ディアナ号の乗組員が持っていた設計図をもとに、これまで日本にはなかった、キール(船首から船尾までを貫く太い柱で、舟の背骨ともいえる。竜骨。)を供えた、日本初の西洋式帆船を作らせました。
3ヶ月という短期間で仕上げられたこの船は、全長22M,2本のマストをもつ、80tの、スクーナーと呼ばれる型の船で
「ヘダ号」と名付けられ、その後の日本における西洋式船舶建造の礎となりました。
ちなみに、このときのヘダ号の船材は、沼津市の駿河湾に面した千本松原の松の巨木が使われたのだそうです。
スクーナーというのは、「速い」という意味の言葉がもとになっているそうで、ちょうどこの事件当時、イギリス・ワイト島沖の舟のレースで優勝した『アメリカ号』もまた、この「スクーナー」型の船だったそうです。
この『アメリカ号』に与えられた賜杯が、世界に名だたる『アメリカズ・カップ』であり、世界最速の帆船レースとしていまに至っています。
スクーナーは、当時の世界の最先端だったのですね!
話が長くなりましたが、我らが練習船、Ami号は、このスクーナー、ヘダ号をモデルとして再現した帆船。
「二本マスト、全長57フィート。」んんん・・・カマクラ号ができれば、ちょうどこのAmi号と同じくらいのサイズになるはずです!
今回は、ゴールデンウイーク中の夜間航海中に、石廊崎沖で強風に逢い
メインセイルのブームを破損したということで、この写真のような、
セイルに風をいっぱいはらんだ優雅な姿を見ることはできませんでしたが、
エンジンで走行しながら、参加メンバーが初めてのラダ―の操作法を
体験させてもらうことができました。
ポリネシア式のカヌーとは形も動力も違いますが、それでも同じ帆船ということで、
「海上ではつねに風を意識して、風に対して自分が今どの位置にいるのか把握すること」や、
「目に見えない潮や風の流れによって、舟はいつも影響を受けている。
常に遠くの目標を見て、自分の船の位置を把握し、潮の流れを読む」というような、帆船での基本的な感覚の第一歩を
自分たちの体で学び始めた、記念すべき初航海となりました。
また、船では、船首(バウ)方向に向かって右側の右舷を「スターボード」といいますが、
この語源は、バイキングの船には右側にステア・ボード(舵とり板)がついていて、このステアボードがなまってスターボードと言うようになったことや、
その反対側、左舷は、つねに港(ポート)につける側なので、ポートサイドと呼ぶこと。
そして、飛行機も船がもとになっているので、飛行機の乗り降りのドアも、常に左舷側が開けられているのだ、
というようなトリビアな知識も次から次に、オーナーキャプテンの溜(たまり)船長から繰り出され、メモをとったり、聞き入ったり、と、
操縦以外にもたくさんの収穫や学びの連続の一日となりました!
これから3ヵ月間、さまざまな訓練を経験して、舟と海、そして、日本の造船技術や舟・海の伝統についても、たくさん学んでいきたいと思います!
葦舟つくり体験@鎌倉
5月5日、子供の日!
この日、鎌倉で、葦舟を作って海に浮かべてみよう、という、
とても楽しいイベントが行われました。
葦舟は、その名の通り、葦であんだ舟。世界最古の船とも言われています。
南米ペルーのチチカカ湖でインディオたちが昔から伝え続けた作り方で、
今回は地元・神奈川県の鶴見川流域の葦を切り集めて作ったものだそうです。
チチカカ湖、と言えば・・・!
我がJHCAのすばらしきクプナ(長老)、茂在寅男先生がかつてこの湖に沈んだインカ帝国の埋蔵品を
みごと引き揚げた、記念すべき土地でもあります。(^^)
(詳しくは、こちらを参照ください→http://www.kitombo.com/josephine/1031.html)
JHCAメンバーも加わり、こども日らしい爽やかな五月晴れのなか行われたイベントの、
詳しい模様は、カマクラ号公式ブログhttp://kamakulago.exblog.jp/14737927/ をお読みください。。。
南伊豆で、水辺の祈り
4月2日(土)、静岡県南伊豆町のカヌーショップ 『Pirates & 湊カフェ』 さん主催の
「お花見 カヌー&カヤック 体験会」 が、予定通り開催されました。
JHCAも後援させていただいているこのイベントは、
たくさんの人たちに、大自然に飛び出して、
海や川の楽しさと素晴らしさを体験していただこうという趣旨で
毎年おこわなわれているものですが、
今回は、特に、3月の東日本大震災と津波、
福島原発事故の被災地と被災者の方々へ何かできることを、と
募金活動と収益の一部を募金にあてることにして決行されました。
当日は、県内外から、飛び入りも含めて延べ50名近くものみなさんにご参加いただき、
青空と、満開の菜の花と、咲き始めた桜の下、大人も子供もみんなの笑顔がはじけ、水辺に元気が広がる一日となりました。
JHCAメンバーも3名参加し、ようやくさきはじめた桜の花を探しながらの楽しいパドリングを満喫致しました!
午後の部の初めには、カマクラ号のお話をさせていただき、
そのあと参加者全員で輪になり、手をつないで、
タイガーさんが私たち日本人に教えてくれた、Pule Ho’ola(トップページ参照)をシェアリング。
大人も子供も、参加者全員が、心を一つにし声をそろえて唱和しました。
今回の大震災、そして原発事故で、福島の南相馬市から南伊豆に避難してきたご家族も二家族ほど、参加。
小さなお子さんも、震災と原発の恐ろしい記憶を何処かにおいてきたような、
元気な笑顔でパパとカヤックを楽しんでいました。
Pule Ho’ola をプリントアウトした紙のコピーを手渡したときには、
食い入るように真剣に何度もその歌を見つめていました。
「僕らもサーファーなので、この歌は大切にさせてもらいます。
いつか、故郷の仲間にもう一度会える日が来たら、みんなにこの歌を伝えます」と言われたときには、思わず涙が出そうでした。
「サーフボードは、どうしましたか?」と思わず尋ねると、
「うん、サーフボードも持って逃げてきました!」と、イタズラっぽい、いい笑顔で答えてくれたので、
おもわず、「それでこそサーファーですよね!」と私も笑顔でハイタッチ。
彼らが、いつの日かまた、故郷・福島の海で、家族そろって波に抱かれる日が来ることを祈らずにいられません。
そのとき、Pule Ho’ola がフクシマの海辺に流れることでしょう。
タイガーさんも、きっと空の上から、一緒に歌ってくれることと思います。
4月2日(土) 南伊豆にて カヤック&カヌー体験会
この度の東北太平洋沖大震災では、信じられないほどのすさまじい大自然の力によって、多くの地域と人々に被害が広がりました。 被災地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。
日本赤十字社を通じ、JHCA日本ハワイアンカヌー協会もお見舞いを送らせていただきました。 メンバーの皆様にご報告申し上げるとともに、 今後も様々な形で復興に貢献できることを探していく所存です。
4月2日(土)、静岡県南伊豆町弓が浜において、 カヌーショップ pirates さん主催の カヌー&カヤック体験会が開催されます。
このような時期に、開催をすることのためらいもあったそうですが、 このような時期だからこそ、みんなの笑顔と海の力をたくさん感じて 元気をたくさん与えられるイベントを開催したいと決行することになりました。
イベントの収益の一部を義援金として使わせていただくことになっています。
JHCAも後援として応援致します。
詳しいお問い合わせ、お申し込みは
湊カフェ&パイレーツ 〒415-0152 静岡県加茂郡南伊豆町湊415 TEL 0558-62-4109
http://minatocafe.web.fc2.com/
まで。
『鎌倉なんとかナーレ』で ロープワーク&スタースタディ講習会
横浜国大付属鎌倉小学校で開催中の、『鎌倉なんとかナーレ2010』。
11月6日(土)には、JHCA日本ハワイアンカヌー協会が、『ロープワーク&スタースタディ』のワークショップを行いました。
ポリネシアン・スタイルの航海カヌーは、釘を一本も使わず、
すべてのパーツをロープで結び合わせながら組み立てて行きます。
これで広い太平洋をときに何カ月も渡っていくのですから、ゆるまず、きれず、
しかも、もしも切れた時には、すぐに交換できるよう解きやすいことも必要だったり。
海の上で生きる人々のそんな智慧がたっぷりつまったロープの結び方は、「実用性の美」にあふれています。
この日、JHCA理事長の中富 浩さんが講師となって、ロープワークを結び方をレクチャー。
みんな真剣です!そして、とても楽しんでくれていました。
ホクレア号のクルーの一人で、現在カウアイ島でNamahoeというカヌーを作っている、ハワイ大学の先生でもある、デニス・チャンDennis Chun さん が、去年のJHCA主催の講演会でこんなことを話してくれました。
「船を縛る、細い索具(ロープ)の、一つ一つは、みんな姿も役割も違っています。 大きな船の中の、小さなロープの、その一つ一つが、 かけがえのない役割を持っています。 どんなにちっぽけなロープも、たった一つ切れただけで 航海はできないのです。 人間も同じです。 どんな人も、なくてはならない存在です。 そして互いが、支え合って、はじめて舟が動くのです。」
Kako`o i kekahi i kekahi. 互いに支え合うこと。
ハワイのこんな深い叡智が、小さな一本のロープにもこめられています。
もうひとつ、やはりJHCAメンバーの松尾賢太郎さんによる、「スタースタディ~星の見方を学ぶ~」も行われました。
海図も羅針盤も存在しなかった古代の人々にとって、星は第一の旅の道しるべ。
海の旅はもちろんのこと、実は陸路を旅する時も、昔は人は星を頼りに旅をしたんですよ。
三蔵法師も、天竺へと向かう砂漠の旅を、星を目指して旅しています。
季節によって、時間によって、刻々と変わる夜空の星。
この星の動きに、一つのストーリーを読みとることによって、方角や時間を知る手がかりができるんです。
とってもロマンチックであると同時に、とっても実用的!
この季節の、日本の夜空に、どんな物語を楽しめるのか、講師の松尾さんが楽しく教えてくれました。
JHCAの発起人であるタイガーさん(故・Tiger Espere氏)が、
「日本の教育システムにも、ハワイのカヌープログラムを取り入れたらいいと思う」、と、かつて書いていましたが
今、JHCAはこんな形で、タイガーさんの思いを少しずつカタチにしています(^^)
ご参加くださった皆様、ご協力くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。
鎌倉なんとかナーレ で、フラ&ハカのワークショップ
11月3日(水)、文化の日。
この日、横浜国立大学付属鎌倉小学校の「鎌倉なんとかナーレ」のイベントの初日でした。
我がJHCAは、今回海の文化を伝えるワークショップを担当することになりました。
初日は、JHCAメンバーの中富みさ先生による、フラダンスとカマクラ・ハカのワークショップ。
フラのワークショップでは、おなじみ、「Hukilau (フキラウ)」を楽しく学びました。
抜けるような真っ青な秋空の下、お日様の光をいっぱいに浴びて、
大人も子供も楽しく、太平洋の海洋民族の伝承文化を楽しむ
ひととき(^-^)
迫力満点の、カマクラ・ハカ。みんなの掛け声、Eooo! Kama Ku Ra!が、元気に響きます。
校長先生はじめ多くの先生方や父兄の皆様にもご参加いただき、
きっと空からタイガーさんもにこにこ笑いながら見守っていてくれたことと思います!
鎌倉なんとかナーレは、このあと7日(日)まで続きます。
JHCAは、6日(土曜日)に、今度は海には欠かせないロープワークと
古代航法の大切なカギとなる、夜空の星の見方を学ぶStar study のワークショップを行います。
時間は、11時~、13時~、15時~ となっております。
どうぞ、お気軽にご参加くださいね!
Happy Canoe Weekend 10月2‐3日のご報告
10月2日(土)、3日(日)、JHCA主催「Happy Canoe Weekend」がおこなわれました。
JHCAは、海を通じてたくさんの人たちとつながり、Happyな時間を共有しながら、まじめに、かつ楽しく学び、カマクラ号建造に向かって進んで行きたいと考えています。
そんなJHCAの思いが一つの形として現れたのが、今回の「Happy Canoe Weekend」です。
★10月2日(土曜日) 各ビーチで行われたアクティビティのご報告:
@鎌倉・材木座では、Waterplayerz.comhttp://waterplayerz.com/index.html の高橋眞樹氏と鎌倉アウトリガーカヌークラブ全面的なご協力のもと、アウトリガ―カヌー漕艇体験がおこなわれました。
ホクレア号クルーたちも一緒にくわわって、力を合わせてカヌーをこぐことの楽しさを思い切り感じられた、とてもすてきなイベントでした。
@南伊豆町・弓が浜では、カヌーショップ・パイレーツ&湊カフェ
http://minatocafe.web.fc2.com/の強力なバックアップの下、南伊豆町教育委員会の後援もついて、大人も子供も混じってのカヤック&カヌー体験。こんなに美しい海をまるごと一日、満喫しました!
@鎌倉・長谷では、Middles主催、映画「波の記憶」の上映会&ライブに、JHCAメンバーとホクレア号クルーたちも参加。
JHCAメンバーたちとの真剣なミーティング、また日本の大学の先生なども加わり、有意義なディスカッションが繰り広げられました。
@横須賀では、ヨット乗船体験。ホクレアの伴走ヨット、カマヘレ号のクルーを務めたJHCAメンバー、伊藤英明氏(写真家、故・星野道夫氏の友人でオーロラクラブ代表、漂流舎代表)の操るヨットで、青い海と爽やかな潮風を感じるセイリングを楽しみました。
@藤沢・片瀬江の島東浜では、 ライフセイバー松尾健太郎氏のガイドによって、 エディ・アイカウに思いをはせる、パドリングの ロングディスタンスツアーを体験。
海の神様の宿る島、江ノ島をパドリングで一周しました。
様々な楽しいアクティビティがお天気に恵まれたこの日、各所で行われました。関係者、スタッフの皆様、朝早くから本当にありがとうございました!
★10月3日(日)、メイン・イベント「未来に向かう、カヌーの力」@鎌倉芸術館 が3F集会室にておこなわれました。
今回はハワイから、ホクレア号クルーを3名お迎えし、それぞれ異なる観点からカヌーの持つ可能性、人間の力と未来を切り開き,コミュニティに息吹を吹き込む力についてのレクチャーが展開されました。
ハワイ・ゲスト紹介
◆Chadd ‘Onohi Pashon チャッド・オノヒ・パイションhttp://pvs.kcc.hawaii.edu/index/founder_and_teachers/chadd_paishon.html
ハワイ島のカヌー建造プロジェクト、Na Kala’i Wa’a Moku o Hawaiiのエグゼクティブ・ディレクター。1990年~ポリネシア航海協会に参加、ナビゲイターへの道を歩きはじめる。92年、ホクレア号タヒチ航海にクルーとして初参加後数々の航海を経験しながら、93年非営利のカヌー建造・航海・ハワイ文化教育組織であるNa Kala’i Wa’a に参加し、同組織の創始者であるクレイ・バートルマンや故・タイガー・エスペレとともにハワイ島のカヌーMakali’i号の建造、航海に参加する。2007年ホクレア号のミクロネシア~日本航海において、「ホクレア号の父」サタワル島の航海師、マウ師よりPWOの儀式を与えられ、マスターナビゲイターの称号を授けられた5人の航海師のうちの一人となった。
◆Pomai Bertleman ポマイ・バートルマン
http://honolulu.hawaii.edu/hawaiian/voyaging/pvs/home2000/pomai.html
ホクレア号のベテラン・クルーで、Na Kala’i Wa’a o Hawaiiの創始者となったカヌービルダー、クレイ・バートルマンの長女としてハワイ島で生まれハワイ島で育った生粋のロコ・ハワイアン。チャッド・オノヒ・ペイションの妻。自身も1995年、マカリィ号でのタヒチ―マルケサス―ハワイを皮切りに、ホクレア号を含む数々の航海経験を持つ。ハワイにいる間はバートルマン家の一員として暮らしたマウ師から、様々なことを学び、マウ師を故郷のミクロネシアに連れ戻す旅、「E Mau」の航海にも、父、夫とともに参加している。
◆Dennis Chun デニス・チャン
中国系ハワイ人。オアフ島生まれ、現在カウアイ島在住。ハワイ大学カウアイコミュニティカレッジ、ハワイ学部長。ホクレア号クルーとして1980年代から長いキャリアを持ち、カウアイ島のカヌー建造プロジェクト、Na Kalai Wa’a o Kauai で、Namahoe号の建造に携わる一方、日本の福井工業高等専門学校と提携し、日本とハワイを結んだ教育プログラムにも関わっている。サーフィン、スタンドアップパドル、アウトリガーカヌーなど数々の海のスポーツもこなすウォーターマンであり、ミュージシャンとしても活躍、多彩な才能を発揮されている。
以上、ハワイからの三人のゲストに加えて、日本人ゲストスピーカーとして、富山工業高等専門学校の奥先生、そしてホクレア号日本人クルーの一人である池田恭子さんが通訳として参加してくれました。
当日のプログラム進行は、次の通りです。
・オープニング ・・・ハワイアン三人より、入場の’Oli (ハワイアンチャント)、日本側よりJHCAメンバーによるカマクラ・ハカの返礼。
・第一部、ホクレア号クルーによるレクチャー
*チャッド・ペイション氏が、すべての始まりであるホクレア号の歴史と、ハワイ島におけるマカリィ号の建造にいたる経過、さらに現在までどのように運営されているかを、物質的・精神的・魂のアスペクトから語る。
*ポマイ・バートルマン氏が、カヌーにまつわる数々のハワイアン・チャントを披露、参加者とともにシェア。その背景説明と、ハワイアンとカヌー、島の大地、そしてチャントに代表されるハワイアンカルチャーがどのように人々の生活と密接に結びついているかについて語り、文化を受け継ぐことの重要性を語った。
*デニス・チャン氏が、ナマホエ号と富山工業高専とのプロジェクトについて詳しく解説。
*奥先生が、ナマホエ号での体験プロジェクトについて、スライドを交えながら生徒たちがどのような影響を受け、どれ程の変化をみせたか、カヌーに関わる教育が日本の若者に与えうる可能性について示唆に富んだ発表を行った。
・前日、10月2日各地で行われたアクティビティの報告
コーヒーブレイクを挟んで、
・第二部、ホクレア号クルーへの会場参加者からの質問に対する質疑応答を、様々な歌を挟みながら、時にしっとりと、時に楽しく、音楽とともに進行。
またこの日、会場ではJHCAメンバー、西堀ジュンコさんの大きな大きなタヒチアン・パッチワークの大作、「ティファイファイ」を展示。
同時に、JHCA理事でタイガーの旧友、横山泰介氏の素晴らしい写真集『Dedication: to Two Watermen』出版記念写真展も行われました。
美味しいハワイアン・コーヒーやPupu(おつまみ)も用意され、参加者たちはリラックスしたムードの中、本当に楽しく深くカヌーについて学びを深めることのできたイベントとなりました。
当日、10月3日の鎌倉芸術館での様子は、カマクラ号公式ブログにて詳しく報告されていますので、こちらもどうぞご覧ください。
























