Happy Canoe Weekend 10月2‐3日のご報告
10月2日(土)、3日(日)、JHCA主催「Happy Canoe Weekend」がおこなわれました。
JHCAは、海を通じてたくさんの人たちとつながり、Happyな時間を共有しながら、まじめに、かつ楽しく学び、カマクラ号建造に向かって進んで行きたいと考えています。
そんなJHCAの思いが一つの形として現れたのが、今回の「Happy Canoe Weekend」です。
★10月2日(土曜日) 各ビーチで行われたアクティビティのご報告:
@鎌倉・材木座では、Waterplayerz.comhttp://waterplayerz.com/index.html の高橋眞樹氏と鎌倉アウトリガーカヌークラブ全面的なご協力のもと、アウトリガ―カヌー漕艇体験がおこなわれました。
ホクレア号クルーたちも一緒にくわわって、力を合わせてカヌーをこぐことの楽しさを思い切り感じられた、とてもすてきなイベントでした。
@南伊豆町・弓が浜では、カヌーショップ・パイレーツ&湊カフェ
http://minatocafe.web.fc2.com/の強力なバックアップの下、南伊豆町教育委員会の後援もついて、大人も子供も混じってのカヤック&カヌー体験。こんなに美しい海をまるごと一日、満喫しました!
@鎌倉・長谷では、Middles主催、映画「波の記憶」の上映会&ライブに、JHCAメンバーとホクレア号クルーたちも参加。
JHCAメンバーたちとの真剣なミーティング、また日本の大学の先生なども加わり、有意義なディスカッションが繰り広げられました。
@横須賀では、ヨット乗船体験。ホクレアの伴走ヨット、カマヘレ号のクルーを務めたJHCAメンバー、伊藤英明氏(写真家、故・星野道夫氏の友人でオーロラクラブ代表、漂流舎代表)の操るヨットで、青い海と爽やかな潮風を感じるセイリングを楽しみました。
@藤沢・片瀬江の島東浜では、 ライフセイバー松尾健太郎氏のガイドによって、 エディ・アイカウに思いをはせる、パドリングの ロングディスタンスツアーを体験。
海の神様の宿る島、江ノ島をパドリングで一周しました。
様々な楽しいアクティビティがお天気に恵まれたこの日、各所で行われました。関係者、スタッフの皆様、朝早くから本当にありがとうございました!
★10月3日(日)、メイン・イベント「未来に向かう、カヌーの力」@鎌倉芸術館 が3F集会室にておこなわれました。
今回はハワイから、ホクレア号クルーを3名お迎えし、それぞれ異なる観点からカヌーの持つ可能性、人間の力と未来を切り開き,コミュニティに息吹を吹き込む力についてのレクチャーが展開されました。
ハワイ・ゲスト紹介
◆Chadd ‘Onohi Pashon チャッド・オノヒ・パイションhttp://pvs.kcc.hawaii.edu/index/founder_and_teachers/chadd_paishon.html
ハワイ島のカヌー建造プロジェクト、Na Kala’i Wa’a Moku o Hawaiiのエグゼクティブ・ディレクター。1990年~ポリネシア航海協会に参加、ナビゲイターへの道を歩きはじめる。92年、ホクレア号タヒチ航海にクルーとして初参加後数々の航海を経験しながら、93年非営利のカヌー建造・航海・ハワイ文化教育組織であるNa Kala’i Wa’a に参加し、同組織の創始者であるクレイ・バートルマンや故・タイガー・エスペレとともにハワイ島のカヌーMakali’i号の建造、航海に参加する。2007年ホクレア号のミクロネシア~日本航海において、「ホクレア号の父」サタワル島の航海師、マウ師よりPWOの儀式を与えられ、マスターナビゲイターの称号を授けられた5人の航海師のうちの一人となった。
◆Pomai Bertleman ポマイ・バートルマン
http://honolulu.hawaii.edu/hawaiian/voyaging/pvs/home2000/pomai.html
ホクレア号のベテラン・クルーで、Na Kala’i Wa’a o Hawaiiの創始者となったカヌービルダー、クレイ・バートルマンの長女としてハワイ島で生まれハワイ島で育った生粋のロコ・ハワイアン。チャッド・オノヒ・ペイションの妻。自身も1995年、マカリィ号でのタヒチ―マルケサス―ハワイを皮切りに、ホクレア号を含む数々の航海経験を持つ。ハワイにいる間はバートルマン家の一員として暮らしたマウ師から、様々なことを学び、マウ師を故郷のミクロネシアに連れ戻す旅、「E Mau」の航海にも、父、夫とともに参加している。
◆Dennis Chun デニス・チャン
中国系ハワイ人。オアフ島生まれ、現在カウアイ島在住。ハワイ大学カウアイコミュニティカレッジ、ハワイ学部長。ホクレア号クルーとして1980年代から長いキャリアを持ち、カウアイ島のカヌー建造プロジェクト、Na Kalai Wa’a o Kauai で、Namahoe号の建造に携わる一方、日本の福井工業高等専門学校と提携し、日本とハワイを結んだ教育プログラムにも関わっている。サーフィン、スタンドアップパドル、アウトリガーカヌーなど数々の海のスポーツもこなすウォーターマンであり、ミュージシャンとしても活躍、多彩な才能を発揮されている。
以上、ハワイからの三人のゲストに加えて、日本人ゲストスピーカーとして、富山工業高等専門学校の奥先生、そしてホクレア号日本人クルーの一人である池田恭子さんが通訳として参加してくれました。
当日のプログラム進行は、次の通りです。
・オープニング ・・・ハワイアン三人より、入場の’Oli (ハワイアンチャント)、日本側よりJHCAメンバーによるカマクラ・ハカの返礼。
・第一部、ホクレア号クルーによるレクチャー
*チャッド・ペイション氏が、すべての始まりであるホクレア号の歴史と、ハワイ島におけるマカリィ号の建造にいたる経過、さらに現在までどのように運営されているかを、物質的・精神的・魂のアスペクトから語る。
*ポマイ・バートルマン氏が、カヌーにまつわる数々のハワイアン・チャントを披露、参加者とともにシェア。その背景説明と、ハワイアンとカヌー、島の大地、そしてチャントに代表されるハワイアンカルチャーがどのように人々の生活と密接に結びついているかについて語り、文化を受け継ぐことの重要性を語った。
*デニス・チャン氏が、ナマホエ号と富山工業高専とのプロジェクトについて詳しく解説。
*奥先生が、ナマホエ号での体験プロジェクトについて、スライドを交えながら生徒たちがどのような影響を受け、どれ程の変化をみせたか、カヌーに関わる教育が日本の若者に与えうる可能性について示唆に富んだ発表を行った。
・前日、10月2日各地で行われたアクティビティの報告
コーヒーブレイクを挟んで、
・第二部、ホクレア号クルーへの会場参加者からの質問に対する質疑応答を、様々な歌を挟みながら、時にしっとりと、時に楽しく、音楽とともに進行。
またこの日、会場ではJHCAメンバー、西堀ジュンコさんの大きな大きなタヒチアン・パッチワークの大作、「ティファイファイ」を展示。
同時に、JHCA理事でタイガーの旧友、横山泰介氏の素晴らしい写真集『Dedication: to Two Watermen』出版記念写真展も行われました。
美味しいハワイアン・コーヒーやPupu(おつまみ)も用意され、参加者たちはリラックスしたムードの中、本当に楽しく深くカヌーについて学びを深めることのできたイベントとなりました。
当日、10月3日の鎌倉芸術館での様子は、カマクラ号公式ブログにて詳しく報告されていますので、こちらもどうぞご覧ください。
















